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2011年1月29日 (土)

Twitter炎上、その後|青少年健全育成条例 改正に賛成する者の意見

燃えたよ。自分のツイートが著名な方にRTされた為、馬鹿がワンサカやってきて…

・炎上までの経緯
とあるニュース記事をはてなブックマークしてコメントを書いて、ツイッター連動した。(・ω・)

現在、猪瀬さんは鈴木君と言う都職員を熱い思いで夕張市に派遣して、財政が破綻した自治体の建て直しを経験させる事で、都の無駄使いを戒めている。そんな背景も知らずに脊髄反射しているコメント多いな。 / アダルト漫画家が夕張で雪かき 都条例で猪瀬氏と面談へ http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011012101000199.html

すると、東京都の猪瀬副知事が、このツイートを発見しRTした。(実は、氏にRTされて炎上したのは築地市場移転問題に続き、これで2回目)

猪瀬氏に相手にしてもらえない奴らが、続々と私に質問や罵倒を投げかける。
徹夜でコツコツ回答し、また聞き分けの無い無礼者はブロックする。

とにかく、実際の火事と同じで「初期消火」がとても大事。
これ、放っておくと大惨事になるからね。

3日間かけて、ようやく鎮火に成功。

最後、ある方からこんなツイートも頂いた。

貴殿のツイは根拠に裏付けされ(恐らく実体験なのでしょう)、具体的で、読者に分かりやすい。仮に立場の違いがあっても、納得性が高い。良い仕事をされていると、敬服します。流石に24時間以前のツイまでは読みませんでしたが、感動の幾つかをRTさせて頂きました。

また、上記記事の漫画家、浦嶋嶺至氏からも

いま帰りました。返信遅くなりました。少ないですが有意義な議論ができたと思います。ありがとうございます。

こういったコメントを頂いた。(北海道から帰ってお疲れの所、誠に有難うございます)

また、他の漫画執筆に関わる方からも

なるほど♪その上でのつぶやきだったのね…

と、部分的肯定を頂いた。

せっかくなので、

1)何故、猪瀬直樹氏が「雪かき」を話を聞く条件にしたのか?
2)何故「夕張市」なのか?
3)何故、青少年健全育成条例の改正の件で、作家と行政がすれ違っているのか?
4)何故、私は改正案に賛成するのか?

ここ数日間のツイートを元に、まとめてみます。

当方、改正案に賛成の立場ですが
良識ある反対派のご意見も苦労して探し出し吟味した上でまとめます。
決して中立的な立場ではありません。その点はご了承下さい。

1)何故、猪瀬直樹氏は「雪かき」を話を聞く条件にしたのか?

これは私のTwitterが炎上した事で既に実証済みだが、実際の都の副知事たる猪瀬氏のTwitterには、核爆弾級の炎上が起きているハズ。
そうなると、質問の8割から9割は「充分な下調べも、経緯も知らない愚か者」の脊髄反射的発言で、過去の新聞記事や東京MXテレビでの都議会中継や、東京都HP等で拾える議事録等、行政側が発信している情報を単に見ていないだけで「猪瀬は説明が下手だ!不十分だ!何様だ!」と騒いでいるのである。

猪瀬直樹氏は作家としての能力を活用し、他道府県の知事・副知事ではとうてい出来得ない事。そう、著書まで作って説明しているのにである。

しかし普段政治に関心が無く、主たる情報源がマスコミとなると、新聞記事なんてかなり文字数を省略しているし、記者も他道府県の地方記事記者やスポーツ新聞記者だと、普段から都政の取材をしていないので、背景すら知らずに煽り記事になりがちなのである。

そんな人間の相手を副知事が一々行うのは、彼本来の仕事時間を潰す「税金の無駄使い」以外何物でもない。
こういう連中は、以前説明したことすら憶えていないから、何度も何度も1から100まで「教えてあげないと」理解しない。自分で物事を調べないから、一々奉仕精神の元、まるで特別個人レッスン費でも御支払い頂いたかの如く「質問に答えない方が悪い」というスタンスでコメントを入れてくる。

だから猪瀬氏は「雪かきして来い」とハードルを設けた。

罪人のようなハードルですな。
とコメントしてくれた人がいたが、民主主義においてこのような輩は衆愚政治を生み出す罪人である。
罪人ですよ。キチンと公開されている審議内容を読まないで面談申し込んだなら。でも夕張市のお年寄りには、すごく感謝されているんじゃないかな?むしろこんな事で会って条例を説明してくれる副知事の方がスゴイw 

また、良識ある反対派だとしても、東京都の条例に他府県の人間がまるで国を相手にするが如く質問を浴びせかけるのも、筋が通らない。猪瀬氏は東京都民が選出した石原都知事が民間登用と言う形で筆頭副知事に就任した人間で、間接的ではあるが都民が選んだ人物である。(例えていえば、国政で言うところの大臣や首相のように間接選挙的な制度)

しかし猪瀬氏は「雪かき」を通じて、都民以外にも話を聞くチャンスを与えたのである。


僕は『ラストニュース』の原作者だし、作家として権力と戦ってきたが、条例関連のツイートは自己中心で失礼なものが多く、寒い夕張で若い鈴木君が奮闘していても関心がなく、言語技術の都庁HPにも興味なく、『思想地図β』も読まず、不毛なので以後ブロックする。プロの漫画家は対応します。

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相当、失礼な取材申し込みや、無知な人間からのコメントがあったのだろう。

Photo

2)何故「夕張市」なのか?

東京都は、以前から財政破綻した夕張市に都職員を数名派遣している。
その経緯は

都の募金活動で、知らぬ間に参加職員に休日出勤手当てが付与される事になっていた。猪瀬副知事は募金止めて手当て総額を寄付した方がマシ!と手当て無しに。副知事が出張から帰ったら、なんと募金活動に使うジャンパーが作られていたw その費用を聞いて激怒!で、財政破綻自治体体験派遣が始まる。

かなり端折った説明なので正確に知りたい方は以下の著書をお読み下さい。

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参考までに夕張市のお話を
夕張市役所は、夕方に暖房が止まる。もちろん経費削減。みんなスキーウェアを着込んで仕事。都から派遣された職員ビビる。ちなみに一般的な北海道の家庭の室内暖房設定温度は30℃である。心底冷え込むので、室内を暑くしてTシャツ一枚で汗をかき、心の冷えを癒すのである。

外は寒いし、中も寒い夕張市役所。そして市内あちこちには無駄になったテーマパークの残骸が…住民は年寄りばかりで老人手当て費用も馬鹿にならない。ちょっとした経費(鉛筆買うのも)も国を通さないと通らないのが破綻した自治体。それを経験した職員が都庁に戻り、また別の職員が夕張に行く。

地道な活動ではあるが、夕張市の振興だけでなく、都の体質改善にも役に立つ。そして何より20年後に東京都が迎える税収激減・超高齢化社会のシミュレーションにも役立つ。東京都は、これに備えて新たな収入源の確保を進めないといけないわけである。否決されたが、カジノやオートレースはその一環。

以前、NHKだったか? 破綻した夕張市立総合病院の再建に尽力する医師の特集があった。現状は http://archive.mag2.com/0000253983/index.html を見ると分かるが、とにかく悲惨。これは10・20年後の東京都で起こる可能性大なのです。

病院(特に夜間・休日救急対応)の仕事をしている人なら分かると思うが、とにかくあの待合室にNHKスペシャルを流してあげたい。破綻した夕張市立総合病院のビデオをw 不要不急の患者多すぎ。

ちなみに

@inosenaoki 猪瀬直樹 格付け会社S&P社は、じつは東京は「自主財源基盤が最も強固」と認めつつ「中央集権的な税制と自治体に課せられた全国一律の行政責任」つまり日本は地方分権が遅れているので東京の格付けも下げざるを得ない、とホントは下げる必要ないが国のぶんが被ってくるからと弁明もしている。政府の無策。

こんなツイートが最近あった。へぇ。
でも石原知事の政策は誤解されやすいけど、この自主財源基盤作りに熱心だよね。
カジノもそうだし、オートレースもそう。


とにかく、「夕張市に雪かき」の条件は、夕張市のお年寄りにとってとても有難い話。それこそ涙流して喜んでくれる話なのだ。そして猪瀬氏にとっても「根性の無い馬鹿」をフィルタリングできる訳で、なかなか面白い条件だったわけだ。
だから、そんな夕張市を良く知る北海道の新聞各紙はこぞって雪かきを報道した訳。(逆に、その訳は道民にとっては自明の話なので端折ってある)

高齢化社会の社会戦略については、下記の書籍を読んでおくと理解が深まります。

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3)何故、青少年健全育成条例の改正の件で、作家と行政がすれ違っているのか?

通常、ほとんどの人は「読む側」なので、都の説明をキチンと読み解けば理解できるのだが…
作家さんには、「書く側」としての自己都合がサングラスとなってしまい、読む人向けの説明では理解不能らしい。

まず、現行の出版・取次の制度(あくまで民間企業が定めた制度であって法的拘束力は無いし、改変に議員の了承も不要)だと、指定図書扱いされると事実上の発禁状態になってしまうらしい。(最初から指定図書を書くなら、話は別)発行前に自主的な事前審査のある映像業界とは異なり、書籍業界は出版前の事前審査は表現の自由を侵す。との立場から自主的な事前審査を行っていない。だから出版した後に「有害指定」される事もある。つまり「表現の自由と責任」が、ここで重くのしかかってくるのである。

しかし、それは営利企業の定めた都合であって、条例には何の関係もないし、そっちはそっちでうまくやれよ!という話。

そもそも営利企業なんだから、売りたければ制度を適正化していくのは当たり前の話。

ただ、ここで「売りたければ」というのが「企業」ではなく「作家」になってしまうと、これまた立場の弱い方々で、事実上の発禁状態を打破する手段を持たないのである。

また、各出版社が作家とのやりとりで事細かに表現規制(あくまで自主規制)をかけたり、ちょっと売れると、その規制もいいかげんになったり、とにかくマイナーな作家は大変らしい。

つまりそういった業界の裏事情があるので、とにかく反対しないと埒が明かない(と信じている)のが作家なのである。

読む側からすれば、「それは、民間企業の内部の話でしょ、そんなの都議会に持ってくるなよ」が正論なのだが、書く側からすれば、「こんな条例改定されちゃ、おまんま食い上げだよ!なんとかしてよ!」というのが本音なのであろう。

この件に関して突っ込めば色々アイデアを出してあげることも出来るのだろうが、正直「誰得?」な話。
私も、この命題を解決する為に頭を使う気にはなれない。
本を「書く」「編集する」「流通させる」事で給料をもらっている人が真剣に考えるべきで、他人の給料の為に汗水流し、責任ある発言なんて誰もしまい。

まぁ、物好きな方は、考えてあげてください。ただし、彼らの生活に関わることなので中途半端な意見だと叩かれます。私は、そんなのイヤです。だから問題提起はネタとしてここにあげておきますが、身内の都合を都民に問いかけないで下さい。

条例や地方自治体の活動に無関心で、こういうときだけ大声を上げる作家もいますね。
そういう人は、ちゃんと今後は関心を持ってね。と言っておこう。

審議が不十分と言う人がいるが…そもそも平成13年の前回改定からずっと、様々な場で話し合われてきた事なんだよね。

関係者意見交換会 http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_ikenkoukankai.html  2回目の最後のやりとりを見て、ちゃんと東京都はレイティングなどをやろうとしてるように受け取れるやりとりが残っています。しかしそれを最後に、3回目はありませんでした。

これ、要は意見交換会に行ったら吊るし上げを食らって、出版側が逃げちゃったんだよね。
要するに、業界側が今までまともに条例等と向き合ってなかった事の裏返し。ツケを払う番になって大騒ぎしているのでしょうね。

もうちょっと詳しく知りたい方は、漫画家、浦嶋嶺至氏オススメの(読んでみてくださいと言われ注文したが品薄で、まだ届いていない)

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コチラもお読み下さい。

4)何故、私は改正案に賛成するのか?

簡単な話です。
私が、結構なエロだからです。(・ω・)
間違って少年少女が見てしまったら(しかもその可能性大)、それはそれはとんでもないトラウマ100%!な、エロをこよなく愛するからです。

少子高齢化で税負担が増え国力企業力が低下し結果、共働きが増え、PTAみたいな団体が今後益々強くなっていく中、表現の規制が今後強化されるのと、ゾーニングが強化されるのを比べるなら、俺は後者の方がいい。だって俺、エロだもん。

表現の規制にスポットが当たり、そこが争点になって都議会選挙等で集票率の高いPTAみたいな団体の主張が通ってしまうより、本改正案の趣旨「ゾーニング」にスポットをそらし、そこを今後強化していく方向でないと、私が大好きな「ど変態モノ」の作品なんて、真っ先に抹消されてしまうであろう。

ゾーニングが強化される方向にスポットが当たると、不届きな書店が年に数店摘発されて(行政指導など)、可愛そうな本屋のオヤジが棚卸しに苦しむだけで済む。しかし、表現の自由と責任にスポットが当たってしまうと、下手をすれば作品そのものが消えてなくなってしまう。俺は本屋に泣いてもらいたい。

余談ですが、僕が好む趣向のエロは、子供に悪影響与える自信100%なんで、マジ区分されていて売っている店すら探し出すのが困難ですw でもそれでいいのかも…

知事も副知事も作家で、アニメや漫画の経験もあるという、作家にとっては最高の時代に、なぜこういう話になったか?あくまで推測ですが、6月の案は潰される前提で12月にゾーニングに固執し通した。それはPTAみたいな団体から表現の自由を守る為じゃないかな?

平成16年くらいまではビデオの審査をしていたそうですが、それ以降は、無審査。ビデオ自販機規制とビデ倫の自主規制など、自主規制が効いていれば、このように信頼されて任せておけば良いとなる証左。
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_575_menu.html#579


とまぁ、こんな感じでまとめてみた。
書いてみて…イチから書き上げた方が楽だったかも…と思ったw


ちなみに石原慎太郎がアニメ?
と思う方は、コチラをw

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映像の一番初めに「原作 石原慎太郎」と出てきますからw
(俺、劇場で吹いたわw)

2011/02/17 追記
猪瀬副知事にからむツイートを見ていると、アタマおかしい奴らばっかり…
まともじゃないよ。「漫画ばっかり読んでいると馬鹿になる」って言葉、嫌いなんだけど、そうとしか思えない奴らばっかり… その一方でキチンと雪かきした浦嶋嶺至氏は、その後の活動(雪かき報告会! @新宿ロフトプラスワン)の映像を見たが、かなり色々調べておいでで冷静なお話をしていた。
こりゃ、本当に雪かきって見事なハードルだなぁ…と感心しました。


ブログネタ: “twitter” 使ってる?参加数拍手

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コメント

色々大変だったようで、お疲れ様でした。
私は、ツイッターで発信する気力はないので、まとめサイト作るのが限度でした。
それも、もともと mixi 内でやっていたやつをほぼコピーしただけですけれど。

ツイートを見ると、まとめから引用されていたみたいで、少し役立ったのであれば、幸いです。

いやいや、少しどころか大いに! あのまとめサイトは助かりました。築地市場と違ってこの問題は特に経験・体験・取材をした話ではないし、日頃興味を持っていたわけでもなく、最初は条文を読み解くだけだったので…

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