アニメ・コミック

2011年1月19日 (水)

マスコミに踊らされる青少年健全育成条例改正

マスコミと利益追求する出版社が、愚かな漫画家や脊髄反射するオタクをいいように手玉にとって、反対運動しているようですが、ネットで騒がれている内容は殆ど全て都議会で審議済みですよ。

単なる「区分陳列」に関する条例が、完全におかしな形で広まっていますね。

そして、東京国際アニメフェア(都にとっては別に中止になったって構わない程度の催し物)に対抗するイベントをぶつけてくる出版社って、子供の育成なんでどうでもいい!エロでもグロでも売れりゃいいんだ!って会社なんだろうな。だからあえて東京国際アニメフェアに出てくる出版社の少年誌を今後見守ろうと思います。

この件でウダウダ言っている漫画家って、心底馬鹿か?エロでもグロでも売れりゃいいんだ!って漫画家なのでは?

都のHPから以下の情報を見て、心底そう思いました。
以下
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/jourei_shitsugi.pdf
より

青少年健全育成条例改正案における漫画等に関する質疑について

(平成二十二年第四回都議会定例会本会議)

Q1 都の図書類についての現状認識と条例改正の必要性について

Q2 改正案を規定する理由とその科学的根拠について

Q3 出版業界との意見交換について

Q4 発表、出版の自由との関係について

Q5 改正案と表現の自由の関係について

Q6 創作、表現活動への影響について

Q7 今回の改正の基準と現行の三つの基準との関係について

Q8 刑罰法規に触れる性交等などについて

Q9 「不当に誇張」の意味などについて

Q10 年齢の判断について

Q11 過去の制度、慣習や諸外国の文化などとの関係について

Q12 青少年健全育成審議会の運用について

Q13 出版等関係業界の自主的取り組みについて

Q14 不健全図書の個別指定方式に関する都の見解について

Q1 【都の図書類についての現状認識と条例改正の必要性について】

都議会民主党は、最も憎むべき犯罪である強姦や児童買春を不当に賛美して描いている図書類について、それらを青少年が容易に読むことはよくないと考えています。
また、今回の条例改正に関して、表現の自由を殊さら強調されている方もおりますが、私は、表現の自由を主張する者は、その表現に対して社会的責任を負わなくてはならないと考えています。しかしながら、一部出版社から不健全指定となる図書類が発行されている現状があるため、それらの図書類が青少年の健全育成を阻害するか否かを審議することが必要とも考えています。
今回、都は、現状をどう認識し、現行条例での対応ではなく条例改正を行わなければならないと考えているのか、都の見解を伺います。
(代表質問 民主 酒井大史議員)

A1
現行基準の「著しく性的感情を刺激し」とは、閲覧する子どもの性的感情の刺激度合いに着目するものであります。
一方、強姦や児童買春、近親相姦等をあたかも社会的に是認されているものであるかのように描写したり、これらの性行為が特別なものではなく、通常あり得ることとして受けとめられるほど必要以上に詳細に、または執拗に反復して描写する漫画等は、閲覧する青少年に対し、そのような性行為に対する抵抗感を著しく弱め、健全な性的判断能力を著しく妨げるおそれがあるものであります。
しかし、このような漫画等は、必ずしも性的感情を刺激する度合いが強いとは限らず、現状においては、青少年が容易に手にとることができる一般書棚に陳列されています。このため、そのような漫画等については、性的感情の刺激度合いに着目した現行基準とは別に新たに基準を設けて、区分陳列の対象としていくことが必要であると
考えたものであります。
また、このような漫画等に関する区分陳列への取り組みを進めるに当たっては、従来と同様、関係業界の自主的な取り組みが重要であります。
しかしながら、現行基準に基づいて、平成十六年度以降現在まで不健全指定された図書類の約五一%は、自主規制団体に属さない、いわゆるアウトサイダーの出版社により発行されたものであります。このようなアウトサイダーについては、積極的な自主的取り組みが期待できないものであることから、自主規制団体による自主規制だけでは十分ではありません。
これらのことから、条例を改正し、青少年の健全な性的判断能力の形成を妨げるおそれのある漫画等についての区分陳列を、実効性をもって推進しようとするものであります。


Q2 【改正案を規定する理由とその科学的根拠について】

都は、一定改正案に対する閉会中の総務委員会の継続審査において、漫画、アニメ等における青少年の性的描写が、それを見た青少年の健全な性的判断能力の形成を阻害するという学問的知見の有無に関し、現在諸説ある中で確立した学問的見地は承知していないと答弁しています。
今回の改正案についても、青少年が強姦等の性犯罪を描いた漫画を読むと、強姦等の性犯罪を犯すおそれがあるという科学的根拠が存在し、それに基づいて改正をするわけでないと考えてよいのか、その場合、科学的根拠がないにもかかわらず改正案を規定する理由と根拠を伺います。 (一般質問 民主 吉田康一郎議員)

A2
今回の条例改正案は、刑罰法規に触れる性交等や、婚姻を禁止されている近親者間の性交を不当に賛美、誇張するような漫画等が一般書棚で販売されている実態があり、これらを閲覧した青少年が、これらの性交等が社会的に許されるものと誤解するなど、これらの性交等に対する抵抗感を弱め、性に関する健全な判断能力の形成を妨げるおそれがあることから、このような漫画等を区分陳列の対象としようとするものであります。
したがって、この改正案は、性犯罪の描写を閲覧した青少年が、当該犯罪を犯すことを防止することを直接の目的とするものではないことから、図書類を閲覧した青少年が当該犯罪を犯すという因果関係の科学的証明の必要性は生じないものと考えます。
なお、さきに述べた最高裁判決の補足意見においても、有害図書の販売規制に当たり、有害図書が青少年の非行を誘発したり、その他の害悪を生ずることの厳密な科学的証明を必要としない旨、述べています。


Q3 【出版業界との意見交換について】

自主規制団体など、規制への考え方に食い違いがある場合は、規制と犯罪発生率の相関関係など、科学的な結果をもとに出版業界と話し合うべきだと考えます。条例改定に当たって、これまで出版業界とどのような話し合いをしてきたのか、伺います。
(一般質問 無(市民) 福士敬子議員)

A3
出版業界とは、個別の意見交換等を随時行っており、その際、条例改正をめぐるさまざまな論点についてご意見などをお聞きしてきたところであります。
また、個別の意見交換のほか、青少年の健全育成の観点に立った適切な図書類の販売等のあり方について、創作、出版関係者及び青少年健全育成関係者が、漫画等の出版及び自主規制等の現状を踏まえつつ、忌憚のない意見交換を行う場においても、出版業界の取り組みやご意見について伺ってきたところであります。
出版業界は、自主規制による取り組みで十分というご意見でありましたが、子どもに見せるべきでない漫画等が一般書棚で売られている現状にあること、指定された不健全図書類の半分が自主規制団体に属さない、いわゆるアウトサイダーの出版社によるものであることを考えると、都としては、条例改正が必要であると判断したもので
あります。


Q4 【発表、出版の自由との関係について】

知事は、表現を拘束するわけではない、目に触れないところに置けといっているだけだと発言しました。しかし、漫画家の皆さんは反対表明で、新たな規制により作品が一般の販売場所から撤去されるのではないかと心配すること自体が創作活動の萎縮につながるんだと訴えています。新聞の社説も、産業でもある漫画は、流通にかか
る圧力が表現にはね返りやすいと指摘しています。だからこそ、作者も読者も強く反対しているのです。
そもそも表現の自由には、発表、出版の自由の保障が不可欠です。
(代表質問 共産 畔上三和子議員)

A4
条例が定める仕組みは、青少年の健全な育成を妨げるおそれのある図書類を青少年の目に触れないよう区分陳列することであって、漫画等の発表の場をなくしたり出版できなくしたりするものでは全くありません。
また、同種の仕組みは、長野を除くすべての道府県の条例に規定されており、岐阜県の同種条例に係る最高裁判決においては、このような仕組みについて、憲法第二十一条第一項に違反するものではないと判示しています。
この区分陳列の仕組みは、条例制定以来、五十年近く第三者機関である青少年健全育成審議会への諮問などの慎重な手続を経て運用されており、今回の改正によってもこの慎重な運用に変わるところはございません。


Q5 【改正案と表現の自由の関係について】

本条例について、知事は記者会見などで、「表現の自由の規制ではなく販売規制である」と発言をされていますが、正確を期すならば、同種の条例に関する最高裁判例においては、条例の規制は表現の自由にかかわるものであり、表現の自由の制限を伴うものであるとした上で、必要限度の範囲内において販売規制が認められると判示されているのではないか、このように考えますが、都の見解を伺います。
(一般質問 民主 吉田康一郎議員)

A5
条例の図書類に関する規定は、漫画等の創作や出版、十八歳以上の方の閲覧や購入を一切規制するものではなく、青少年への販売が制限されるにとどまるもので、描き手の創作活動を規制するものではありません。
これと同様の仕組みである岐阜県青少年保護育成条例に関する平成元年の最高裁判決においては、このような販売制限は憲法二十一条一項に違反するものではないと、明確に判示しています。その趣旨として、判決の補足意見においては、条例の規定は憲法の保障する表現の自由にかかわるものと述べた上で、本件条例を違憲とするのは相当ではないと述べています。
これは、条例による青少年への販売等の規制は、表現の自由の派生原理として導かれる、読み手である青少年の知る自由を制限するものであることを指摘した上で、それに対する一定の制約は是認される旨を述べているものであり、条例の規制が、描き手の創作の自由や出版の自由の制限に当たるとは述べていないものであります。
都においても、条例による青少年への販売等の規制は、青少年の知る自由を制限するものでありますが、青少年の健全育成の目的に照らし、そのような販売制限は憲法二十一条一項に違反するものではなく、また、描き手の創作活動を規制するものではないと考えます。


Q6 【創作、表現活動への影響について】

今回の改定案では、規制の基準に刑罰法規を持ち込んだために、青少年健全育成条例のいわゆる淫行処罰規定までが適用され、青少年の性や愛を描いた作品がどこまで規制されるのかわからなくなります。また、不当に誇張した描写という規制基準も、漫画表現を強く萎縮させることになります。これでは、創作、表現活動を前回改定案以上に抑制することになるではありませんか。 (代表質問 共産 畔上三和子議員)

A6
いわゆる淫行処罰規定も含め、刑罰法規は社会生活において違反しないように努めるべき、最も明確で社会的合意の確立した規範であり、対象が不明確との指摘は当たらないと考えます。
また、不当に誇張するように描写とは、例えば強姦の場面を全編大部分にわたり、必要以上に延々と微に入り細に入り描いたり、執拗に反復して描いたりし、そのため、読み手である青少年のこれらの性交等に対する抵抗感を弱めてしまうようなものであり、漫画において当然に伴う誇張的な描写、いわゆるデフォルメ一般について述べ
ているものではありません。したがって、創作、表現活動を抑制するようなものではありません。


Q7 【今回の改正の基準と現行の三つの基準との関係について】

今回の改正案において、七条の二項で新設される基準は、現行の七条に示されている三つの基準、すなわち性的感情を刺激、残虐性を助長、自殺または犯罪を誘発に包含されているのではないか、このように考えますが、両者の関係について明確な説明を求めます。 (一般質問 民主 吉田康一郎議員)

A7
改正案による基準は、刑罰法規に触れる性交等を不当に賛美、誇張するように描いたものでありますが、これは、社会的に許容されていない性交等の描写が、これらの性交等に対する青少年の抵抗感を弱め、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げるおそれがある程度に至っているものが該当します。
しかし、こうした漫画等は、必ずしも読み手の性的感情を刺激する度合いが高いとは限りません。同様に、読み手の残虐性を具体的に助長する程度が高いとは限らず、また、読み手が具体的に犯罪を実行し得るまで犯罪を誘発する程度が高いとは限りません。したがって、現行の三つの基準とは別に、新たな基準が必要であります。


Q8 【刑罰法規に触れる性交等などについて】

この改正案は、刑罰法規に触れる性交等を表現すること自体を否定するものであるとの指摘がありますが、これについて都の見解を伺います。
また、八条中、「著しく社会規範に反する」と、この文言の指すところは何か。この文言は七条の刑罰法規に触れる性交等及び婚姻を禁止されている近親者間における性交等以外の第三の対象領域として、倫理や道徳に踏み込み、新たな規制の拡大を企図したものであると懸念する指摘もありますが、都の見解を伺います。
(一般質問 民主 吉田康一郎議員)

A8
条例改正案の対象は、あくまで刑罰法規に触れる性交等または婚姻を禁止されている近親者間における性交等を不当に賛美し、または誇張するように描写等したもののみであり、刑罰法規に触れる性交等を表現しただけでは、直ちに対象となるものではありません。
したがって、性的虐待を非難し、被害防止を啓発するような漫画等が対象にならないことは、いうまでもありません。
また、不健全図書指定に係る第八条第一項第二号は、「第七条第二号に該当するもののうち、強姦等著しく社会規範に反する性交または性交類似行為を、不当に賛美しまたは誇張するように描写または表現したもの」と規定しています。
つまり、「著しく社会規範に反する性交等」とは、第七条第二号に規定する刑罰法規に触れる性交等または婚姻を禁止されている近親者間の性交等に該当することを前提とした上で、そのような性交等の中でも著しく社会規範に反する性交等である、という趣旨であります。
具体的には、被害者の意思を抑圧するものとして極めて悪質な類型である強姦や、性交類似行為を伴う強制わいせつ等、また、子どもを対象とする性犯罪の類型として、児童買春、児童ポルノ禁止法における児童買春、児童福祉法における児童に淫行させる行為、東京都青少年健全育成条例における、いわゆる淫行禁止規定違反行為、及び民法により婚姻を禁止されている近親者間の性交及び性交類似行為をいい、これらは東京都規則で明示するものであります。
これに該当しないものについては、一切、不健全図書指定の対象に該当することはないことから、不当な規制の拡大を企図しているとのご懸念は当たらないものと考えます。


Q9 【「不当に誇張」の意味などについて】

条文中の「不当に誇張」とは何を指すのか、また、どのような運用を考えているのか伺います。 (一般質問 民主 吉田康一郎議員)

A9
「不当に誇張するように」は、漫画等において当然に伴う誇張的な描写、いわゆるデフォルメの程度を指すものではなく、刑罰法規に触れる性交等及び婚姻を禁止されている近親者間の性交等について、これらの性交等が特別なものでなく、通常あり得るものとして受けとめられるほど、必要以上に詳細に描写したり、執拗に反復して描
写するなどにより、読み手である青少年から見て、こうした性交等に対する抵抗感を弱めるように描写していることを指します。
具体的には、例えば強姦など刑罰法規に触れる性交等について、不当に賛美するように描写してはいなくても、当該性交等の場面が、全編の大部分にわたり必要以上に延々と微に入り細に入り、または執拗に反復して描写されているもので、その結果、読み手である青少年が、そのような性交等が特別なものではなく、通常あり得るものとして受けとめ、青少年のこれらの性交等に対する抵抗感を弱めるものは、不当に誇張するように描写したものとして区分陳列を検討する対象となり得るものと考えます。


Q10 【年齢の判断について】

刑罰法規に触れる性交等との規定がありますが、法規の中には、十三歳未満、十八歳未満とした年齢が適用の要件となっているものがあります。この場合、現実の人間でない作品内の登場人物について、十三歳未満あるいは十八歳未満であることをどのようにして判断するのか。図書の指定に当たり、年齢の判断に行政の恣意性が入り、歯どめなく対象が拡大するとの懸念が指摘されていますが、都の見解を伺います。
(一般質問 民主 吉田康一郎議員)

A10
今回の改正案におきましては、刑罰法規に触れる性交等を不当に賛美または誇張するように描写等することにより、読み手である青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げるおそれがあるものを区分陳列の対象とすることとし、これに該当する限り、性交等に係る登場人物の年齢設定を問わないこととしました。
ただし、性交等に係る刑罰法規の中には、性交等の対象者が十三歳未満または十八歳未満であることが当該法規の適用の要件となっているものがあります。その場合には、当該刑罰法規に触れる性交等の描写等であるか否かの判断に当たり、登場人物の年齢設定の判断が必要になります。その際には、年齢を初めとする服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を客観的に推定させる事項の描写から判断することとなると考えています。
なお、当該性交等を不当に賛美、誇張するように描いた漫画等の一部において、服装、所持品、背景その他の人の年齢を客観的に推定させる事項の描写等からは、読み手である青少年が、明らかに十三歳未満である、または明らかに十八歳未満であると受けとめてしまう描き方をされているにもかかわらず、作品の設定上は、一言だけ、これは成人であると断り書きをつけているようなものがあります。このようなものは、読み手である青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げるおそれがあるものとして、区分陳列を検討する対象になり得るものであります。
不健全図書の指定に当たりましては、自主規制関係団体の意見を聴取した上で、青少年健全育成審議会に諮問をし、その結果を踏まえて、都が不健全指定するという慎重な手続を経ることとしており、行政の恣意的な判断の入る余地があるとのご懸念は当たらないものと考えます。


Q11 【過去の制度、慣習や諸外国の文化などとの関係について】

過去の日本や諸外国においては、現在の日本の法令と異なる範囲での性交や婚姻等が認められていますが、今回の改正が、このような制度、慣習や文化、宗教など、特定の価値観を否定するものであってはならないと考えます。
また、SFなど架空の世界の設定の表現などについて、設定自体が反社会的であるとして規制の対象とすることなど、創作者の想像力や創造性を否定するものであってもならないと考えます。これらの点について都の見解を伺います。
(一般質問 民主 吉田康一郎議員)

A11
今回の条例改正案は、今の日本で生活する青少年が、今の日本の刑罰法規に触れる性交等や、婚姻を禁止されている近親者間の性交等を社会的に許されるものと受けとめ、これらの性交等に対する抵抗感を弱め、性に関する健全な判断能力の形成を妨げられることにならないようにするための改正であり、過去の我が国の制度、慣習や諸外国の文化等を否定しようとするものではないことはいうまでもありません。
過去の制度、慣習や諸外国の文化等として性交等の場面を描いた作品が、直ちに今回の基準の対象となるわけではないことはもちろんであります。また、SFやファンタジー作品等における架空の設定や、そこにおける性交等の描写自体を否定しようとするものではありません。
他方、過去の制度、慣習や諸外国の文化等、架空の設定にかこつけて、テーマに照らし必要以上に、今の日本では刑罰法規に触れる性交等について、特別なものではなく通常あり得ることとして青少年が受けとめてしまう程度まで、こうした性交等の場面を殊さらに描いたものは、区分陳列を検討する対象になり得ます。
これは、例えば古典文学の漫画化の体裁や、幼児との性交が合法的に許されている架空の世界の出来事であるとの体裁をとりながら、これにかこつけて、全編の大部分が、幼い子どもとの性交等の執拗な描写に費やされているようなものであります。
しかし、このことは、過去の制度、慣習や諸外国の文化等、創作者の想像力や創造性を否定することとは全く異なることであると考えます。


Q12 【青少年健全育成審議会の運用について】

条例の八条に基づき、個別の図書類を指定図書として指定するに当たっては、青少年健全育成審議会において諮問が行われますが、その図書類の描写や表現の内容を適正に審議するためには、一定の時間をかけ、その内容を吟味する必要があると考えます。現在の審議会の運用は、審議会の当日に諮問図書が配布され、その場で審査するものでありますが、今回、新たな基準を追加するに当たり、審議会の開催前に諮問図書を配布し、内容の検討の時間を確保するなど、審議会の運用も適切に変更する必要があると考えます。 (一般質問 民主 吉田康一郎議員)

A12
青少年健全育成審議会の運用につきましては、これまでも委員の方々が適切に審議できるよう努めてきたところであります。改正条例の運用に当たりましては、委員の方々が、改正の趣旨を踏まえた判断ができるようにすることが重要であります。委員の方々のご意見も伺いながら、諮問図書の事前配布の検討も含め、審議に必要な時間を十分に確保するようにしてまいります。


Q13 【出版等関係業界の自主的取り組みについて】

各業界も青少年の健全育成のために自主規制に取り組んでいます。私たち都議会民主党も、出版、販売関係だけでなく、映画や放送、映像ソフト、家庭用ゲームソフト、コンピューター用ソフトの倫理団体や審査機関の取り組みを視察し、各業界の取り組みに対する見識を深めてまいりました。
出版、販売関係業界は、青少年に見せたくないコミックに対する自主規制の徹底を行うと述べるとともに、映画業界等で行っているレーティングのような新たな自主規制の検討を始めています。都は、出版業界と日ごろから十分な連携をとるとともに、業界の取り組みへの支援も行うべきです。青少年の健全育成のために、都は出版など
関係業界の自主的取り組みを尊重し、ともに協力して取り組むべきと考えますが、都の見解を伺います。 (代表質問 民主 酒井大史議員)

A13
都では、条例制定時より、図書類発行販売業者等による自主規制を基本とし、自主規制から漏れた中でも、著しく悪質なものに限って都が不健全指定を行う仕組みをとっており、出版等関係業界の自主的な取り組みを尊重してまいりました。このため、出版、販売業界において、青少年への図書類の販売等に関する適切な自主規制が徹底されること、さらに他のメディア業界の取り組みを踏まえた新たな取り組みを検討することは望ましいことであります。
今後とも、関係業界による自主的な取り組みの成果が上がるよう、図書類の実態に関する意見交換や、都の取り組みに関する情報提供等をきめ細かく実施することで、関係業界と協力し、青少年の健全育成に努めてまいります。


Q14 【不健全図書の個別指定方式に関する都の見解について】

都における図書類の不健全図書指定は、現在、青少年健全育成審議会において、自主規制団体からの意見聴取を行った後、出版関係者も含めた委員の皆さんが一冊一冊を青少年に見せるべきではないものかどうかを審議、その結果を踏まえて都が不健全指定を行っています。指定に当たっては、意見聴取と出版関係者が審議を行うことで客観性を担保するものであり、改正案があいまいで意味不明だと懸念を抱く方々に対する保障にもなるため、今後、審議会の運営をより丁寧に行っていくことが重要と考えます。また、個別指定は、東京の地場産業である出版、販売業界の産業振興のためにも有効な制度です。そのため、都がページ数や全体の分量という一定の基準をもって自動的に不健全図書類を指定する包括指定の導入は慎重であるべきと考えます。
今後も、都における不健全図書の審議は個別指定方式で行うべきと考えますが、都の見解を伺います。 (代表質問 民主 酒井大史議員)

A14
都においては、条例制定以来、不健全指定基準に照らして個別の図書類を審査し、第三者機関である青少年健全育成審議会に指定の是非を諮った上で指定を行う、いわゆる個別指定制度をとることで、慎重かつ公正性、客観性の高い指定手続をとってきたところであります。
一方、包括指定制度は、区分陳列の対象となる図書類について、性的描写の分量のみによる基準に基づいて判断する制度であり、その判断は、図書類販売業者が行うものであります。これにより多種多様に販売される図書類を幅広くかつ迅速に区分陳列の対象にできる一方で、図書類販売業者の取り組み次第で区分陳列の取り扱いにばらつきが生じ得るものであります。
都としては、現在の個別指定制度は、図書類発行業者等が自主的に取り組む表示図書制度と相まって有効に機能しているものと考えており、包括指定制度を導入することは考えていません。


ちなみに都議会での議決は9割賛成で可決。

どうですか?
これらを読んで、少しは目が覚めましたか?
目が覚めたら、自分の生活苦を表現の自由の侵害問題に絡めて情弱を煽る、売れない漫画家のツイートに、パンチを食らわせてやってくださいな。どうせ審議の内容も知らない漫画家に間違いありませんから。

更に言えば
未成年が大人の振りして、これらで定められた有害図書を買おうと思えば買えるんですよ。
だって単なる区分陳列ですから。
そして、そこまで苦労して買うならそれは大人への通過儀礼って奴です。

思想地図βの東&村上&猪瀬対談は、都条例反対派の人は読んでおくべきじゃないかな。特に猪瀬副知事がどう考えているかは押さえておくべきかと。最近のネット情報だけを追うと彼の思想背景が分かりにくくて、モンスターに見えてしまうのは良くない(村上隆についてもそうだけど)。

思想地図の座談会では猪瀬直樹氏はこれは表現規制でなく流通規制にすぎないと明言しています。

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最初の対談(東浩紀氏・村上隆氏・猪瀬東京都副知事)の東京都マンガ規制からして非常に深く面白いです。

東京の副知事になってみたら (小学館101新書)

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あわせてこちらもどいうぞ。

ブログネタ: あなたの好きな少年誌は?参加数拍手

2011/01/22 追記
すごく分かりやすい動画を kirohさんから紹介頂きました。
ご覧下さい。

あくまでゾーニングの問題で、それすらも表現の自由に対して大変慎重に議員は考えています。
取次と出版社が解決すべき問題を条例のせいにすりかえようとしている出版社側の不手際を感じます。

2011/02/01 追記
あまりにも不勉強なコメント多数。読者からお金をもらっている訳ではないのでコメント閉鎖。どうしても討論したい奴は夕張市に行って雪かきしてこいw

2011/02/17 追記
inosenaoki 猪瀬直樹 Twitterより
角川・井上社長には、客観的な事実をひとつひとつていねいに説明しました。根拠となるデータもお渡ししました。幾らでも反論をどうぞ、と。何も答えられませんでした。誤りには反論の余地はありませんから。

笑った。胡散臭い奴だもんな…

あげくに都議会でミンスが恥ずかしげも無く、トンチンカンな質問してる
(石原知事、怒りでぶち切れ気味)
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/video2011-t1.html
くりした善行 03時間00分から03時間23分 (過去オリンピック問題でイカサマ質問をして謝罪した前科者)
そんでもって、そんな議員のアジテートを賛美している出版社って馬鹿じゃね?
(アタマが悪すぎて前田産業労働局長の答弁を理解できない模様)

相変わらずミンスは、人気取りの為に筋を曲げるのが得意なようでw

2010年9月10日 (金)

真田志郎という男

やっとこさ、宇宙戦艦ヤマト復活篇のDVDを入手しました。
色々ご批判も多い作品なのですが、それでも見てしまうのがヤマト世代。
「落とし穴は落ちる為にある」がモットー。

とにかく、このDVD
レンタルビデオじゃ、いつだって貸し出し中。
アマゾンでもすぐに売り切れる。
なかなか手に入らないDVDなんです。

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まぁ、ブルーレイ版は入手が容易なんだけどね。

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え?
復活篇を知らない?
駄目ですよ。

まず、原案が 石原慎太郎 です。我らが都知事です。
ここから突っ込みたいですねw

完結編から約20年後のヤマトです。
古代艦長、ひげもじゃで登場です。

20年経って、色々最新鋭機やモデルチェンジした様々なマシンの中、アナライザーだけがバージョンアップした感がないのですが、それが何か? てっきり可変機能(飛行形態とか)とか付けて、Mark2とかになったり、計器がデジタルモニタ化したかと思っていましたが何か?

スパナ一本でコンピューター制御された波動エンジンの不調を直してしまう徳川太助の行動に、石原慎太郎の意地を見ましたが何か?

大質量星系であるブラックホールを利用したスイングバイで長距離ワープするという、ワープの原理上一番やっちゃいけない事を平気でやっちゃいましたが何か?

何よりも、真田志郎
地球防衛軍長官?に出世してます。w

この男、ヤマトの技師長兼工場長だった頃から、胡散臭い科学者だった。

「こんな事もあろうかと思って」

この一言と開発した機械で全てのつじつまを合わせて物語を進めてしまうのである。

「こんな事もあろうかと思って」空間磁力メッキも何もかんも、敵の未知なる攻撃を全て予測し、あらかじめ作っておくのである。

そして古代が
「真田さん、テストは?」
と聞くと
「そんなヒマあるか!」
と一喝する。

どっちが科学者で、どっちが戦闘班長なんだか?

僕は、そんな突っ込み所満載のヤマトが大好きです。

劇場で見た時、エンドロールの最後
宇宙戦艦ヤマト復活篇 第一部 完
と出た時、「第一部」って所で、会場中苦笑が巻き起こったのは言うまでもありません。

まだ俺らの金を吸い取る気か?真田さん!

でも実写版だけは…
この落とし穴だけは…
落ちたくない!